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Diary : Sole / Lune / Terra / Caelum
※表紙は「キャラクター名(ジャンル名)」で統一して下さい。※
44: V/O/X/A/K/U/M/A(2/4/3/4/E/N)
2026-03-20 10:12:39



/陰鬱居場所を、上手く作れなかった。私では出来なかった。私では力不足だったのかと、もっと何か出来たのでは無いかと考えてしまう。そんなことを考えても今更どうしようもないのだけれど。たまたま私の理想郷に合わないだけだった、勿論、仕方がなかったのだとわかっている、そういう運命だったのだということも。全てが上手くいくなんてそんな都合の良いことはない。でも、ならば、私はどうするのが正しかった? どうすれば私は、仲間を傷つけずに済んだ? あの時の私の行動は欲深く、独善的なものだったのかもしれない。私の判断が結果的にことを大きくしてしまったのかもしれない、とも。……苦しい。ただ私は皆にとって楽しい場所を、人々が安心出来る場所を作りたいだけなんだ。
まだ諦めるには早いし、一人二人のことで振り回されていてはこれから先やってられないのもわかっている。抱えている家族もいる以上、これ以上表立って嘆いてもいられない。でも、私はいつもいつも後悔している。最善策を模索して捻り出しても、それが必ずしも自分の思い通りにはならない。まるでワガママになって駄々をこねるガキのようだ。……私には、何が出来るのだろう。

(酷い夢を見た。‘DON'T TOUCH ME!!(触るな!!)’──蹲る私の背に触れようとしたあの子の手の気配に、咄嗟に声を荒げた。ビリビリと空気が震える。あの子はビクリと身体を硬直させ驚いた表情を浮かべると、そろそろと伸ばしかけた手を下ろした。‘Sorry...(ごめん。)’ 消え入る様な声であの子が絞り出す声が2人を隔てる空間に消える。
‘No, No, Wait, Just...(いや、いや待ってくれ、違うんだ、)’ ‘I don't mind.(気にしてないよ。)’ 言い訳の様に必死で弁明の言葉を選ぶ私に、あの子は遮るようにそう言って眉を下げた。笑っているとも泣いているとも取れるような顔。そんな顔をさせたいわけじゃない、違うんだ、ただ、ただ私は、俺は。──怒りの矛先がわからない。この衝動的な負の感情は、やるせなさは。どうすればいい。わからない、わからない、何も、何もわからないから怖くて、不安で。だからあの子に触れられることでさえ恐れた。拒絶なんかしたくないのに、あんな顔をさせたくなかったのに。でも今の私は、このままでは何をしでかすかわからない。遠ざけるしか、逃げるしか道を知らない。もし目が覚めてまた鬼化してしまっていたら、そう思うとあの子に触れられない。)

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