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Diary : Sole / Lune / Terra / Caelum
※表紙は「キャラクター名(ジャンル名)」で統一して下さい。※
4: R/E/A/L/T/I/M/E
2026-01-06 22:37:29

🦁💰22:37・06 Jan 26


Way too cold./陰鬱寒い。寒い、──寒い。凍えそうなくらい、手足の指先に血が通っていないみたいに冷たい。部屋は暖かくしているし服もちゃんと着ている。でも、とにかく寒くて寒くてしょうがないんだ。
これはおれも悪くないし、誰が悪いわけでもない。強いて言うなら寒気の所為、かも。冬なんだから当然なんだけどさ、でも、こう……そうじゃないじゃん。そういう意味じゃなくて。君はちょっとでもわかってくれる? ……何言ってるかよくわかんない? そっかぁ。

知ってる? この時期ってひとの命の炎が少し弱くなるの。いつもならちょっとやそっとの衝撃でも消えない炎だって、この時期は覚束無くて、軽く吹いたらうっかり消えちゃうこともある。人間がデリケートになりやすい時期なんだ。冬の夜なんてその最たるもの。だからいつもなら我慢出来たハズのものが耐えられなくて、孤独感に心を支配されて──あっという間に体温が下がって、ほら、暗転。どうしようもないんだ、だってひとはこの寒さには抗えない。どんなに暖かくしたって、ふとした時に隙間風は入り込む。部屋にも、心にも。そうして風はロウソクの炎を悪戯に揺らす。人々が気づかない程、静かに巧妙に。

おれが今悲しくてしょうがないのは寒さの所為。おれの心に冷気が入り込んで、芯から冷やそうとしているみたい。漠然とした悲しさ、震える手──誰か、誰か抱き締めて欲しい。おれのロウソクの炎に冷たい風が吹いて、涙が落ちる。消えることは無いけれど、炎が大きく振られて冷静じゃいられない。誰かおれを暖めて。寒くて寒くて、寂しい。

ベッドの中にもぞもぞと蹲って、ぬいぐるみをぎゅうと抱き締めて、ただ炎が落ち着くのを待つ。冬は長いし夜も長い。でも、負けるわけにはいかないから。……ねぇ、おれの傍に来て。君の体温で暖めて、大丈夫だって言ってよ。

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