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Diary : Sole / Lune / Terra / Caelum
※表紙は「キャラクター名(ジャンル名)」で統一して下さい。※
5: kzh
2026-01-02 02:01:21

金木犀っぽい
多分、あいつの匂いがそんな感じだった。あんま香水とか詳しくないしキツいのは苦手なんだけど、あいつのはそんな悪くないなと思った日だった。
ちょっと苦味もした。多分アレはヤニ。おい、俺の肺まだ白いって。

日記とか柄にもない事始めたのはあいつの事について考えた事を忘れたくねぇな~って思ったから、そんだけなんだけど。別に特に深い意味はない。
けどちゃんと1ページ目に筆を走らせとかねぇと飽き性俺、ソッコー飽きて辞める気がしたからなんとなく書き留めておく。

基本的にあいつに見せたくない部分を吐き捨てに来る場所だと思ってるから見てて気持ち良いもんばっかじゃない事は前置きしとく。こんなとこ開くもの好きが万が一いた時のための保険ねこれ。
好きなヤツに暗い部分はなるべく見せたくないのはそりゃそー。
ここが見つかった時は俺の墓場に成り果てる。R.I.P.
マジでいつか俺に愛想つかすその日がいつか来るんだろうなって、消化試合感覚だった俺も居ます。

「今んとこ離れる未来が見えない」っつってたあいつは、俺にまだ一度もハッキリ"好き"と言っていない。
勿論俺も言ってない。
それでも隣に当たり前に居座るので、俺はこいつの周りをまわる惑星になるしかなかったって、ワケ。

手を引かれるでもなく、重ねるでもなく、何故だか寄り掛かるその体重を振り払う気が起きなかったってだけの俺にさぁ。
愛するだとか、守るだとか、傍に居るだとか、約束だとか。
そんな事じゃあないんだよ。俺にあいつが必要だったってだけ。
それって悪い事なのかって、その問いに答えが出るのは多分、あいつが俺の隣じゃなくなった時だけなんだろうな。


俺より先に眠って俺より後に起きるあいつの寝顔眺めてたら、不意にキスされる日があったって別に悪くはない。
俺の足元にだだっ広い暗闇が広がってたって、あいつは多分気にしない。

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